柿谷退団セレモニー セレッソ8番

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「8番の価値、その程度？」柿谷退団セレモニーで
サポーターから厳しい弾幕が掲げられた。

スイスのバーゼルに移籍をする柿谷曜一朗が15日、
川崎フロンターレ戦後に退団セレモニーを行った。


以下柿谷選手のコメント

「スイスのバーゼルというチームに移籍することが決まりました。
「自分からその8番のユニフォームを脱ぐというのはとても迷いました。
でもワールドカップを経験してもっともっと強くならないと思いました」と涙声で挨拶をすると、
チームメートから胴上げされ、スタジアムを一周。ゴール裏への挨拶では、
渡された拡声器を使わずに「最高のチームと最高のサポーターに出会えたことは
僕の誇りです」とサポーターに向かって伝えた。

柿谷がゴール裏に向かう際、一部のサポーターからは
「8番の価値、その程度？」と書かれた巨大な弾幕も掲げられており、
これが物議をかもしている。

セレッソ大阪の背番号8といえば、森島寛晃がつけていたことから
特別な意味を持つとして知られている。

香川真司、清武弘嗣とその後はチームの顔となる選手がつけており、
柿谷曜一朗はその系譜を受け継ぐ4代目の選手として着けていた。


解釈は様々である。前向きに考えれば期待の裏返しといえるだろう。
セレッソ大阪はガンバ大阪の陰にいる存在だったが、時代の経過とともに
セレッソ大阪の歴史が築かれてきた。

森島寛晃の人柄が8番の価値を高めている。
セレッソの8番は一生涯語り継がれることになる可能性は十分にある。

バーゼルはスイスでは名門であるが、ヨーロッパ全体で考えると、
地方の1クラブでしかない。

バーゼルからのステップアップを本人もセレッソサポーターも期待していることだろう。
オランダ⇒ロシア⇒イタリアＡＣミランとステップアップした本田のように
２、３年後にビッグクラブで活躍できる存在になってほしい。

その時、セレッソはどう動くのか注目である。

まずはバーゼルで圧倒的な結果を出すことが必須条件だ！

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